オーソモレキュラー.jp記念講演会に参加しました。

平成26年8月31日(日)有楽町朝日ホールで開催されたオーソモレキュラー.jpオープニング記念講演会に参加しました。1500名を超えるであろう会場席が埋まる盛況さに驚き、栄養療法に対する社会の関心の高さを改めて感じました。がん治療設計の窓口に相談に来られる方々は、食事に関する関心は高く、多くの方が「〇〇式食事療法」など実践されています。肉を制限されたり、糖質を制限されたり、塩分を制限されたり、大量にビタミンCを摂取されたり、断食をされたりと様々な取り組みをされています。巷では「〇〇式食事療法でがんが治った!」という家庭医学書が氾濫しています。一方で、これらの有害事象についての情報は、なかなか入手できないところでもあります。ANK細胞療法を実施する医療機関からは極端な食事制限は、NK細胞への影響も無視できないものがあるので「普通の食事」をしていただくことを推奨しているそうです。オーソモレキュユラー.jp記念講演会講師の溝口徹医師は、著書「がんになったら肉を食べなさい」(PHPサイエンス・ワールド新書)の中で、がん治療における体重の維持の重要性を説いておられます。これまでの生活習慣を改め、自分の癒す力を立て直すきっかけとしての「〇〇式食事療法」は有用なようですが、有害事象の情報が少ないことが気になります。講師の白澤卓二医師は、新たにケトン体や中鎖脂肪酸(ココナッツオイルなど)が注目されている研究成果を話されていました。食事療法、栄養療法についての知見は、今後も改良されていくことが展望される講演会でした。

 

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