平成26年8月2・3日 血中循環腫瘍細胞セミナーに参加しました。

日本オーソモレキュラー医学会主催の血中循環腫瘍細胞CTC検査(Circulating Tumor Cell※)のセミナーに参加しました。ギリシャにあるRGCC社Research Genetic Cancer Centerからラボ責任者パパティリオ氏、米国ダラスからハモン医師が来日されCTC検査の仕組みの説明、米国での10年間の臨床活用報告がありました。

 このCTCは患者固有のがんであり、がんの特徴を示す情報をもっていることから、この遺伝子分析をすることで、どの治療アプローチに反応するかを判定することができるそうです。

 検査対象はがん患者で個別治療の情報を求めている方、がん治療の効果検証を希望する方が対象となるとのことです。方法は、20cc採血し、ギリシャにあるラボに検体を送付。ラボでは患者CTCの遺伝子中で過剰発現している遺伝子の種類と内容を検証。検査結果を医師に報告する、という流れです。

 CTCをクローン増殖し、約40種の抗がん剤、分子標的薬、抗がん剤以外に有効な天然成分50種などを投与、反応検査(6日間)をして、ヒトに投与する前に効果判定をします(不要な治療を最小限にする)。例えば、血管新生のレベル、転写の度合い(増殖)、細胞周期上の分裂・増殖、テロメラーゼ不死化の状態、抗がん剤抵抗性、解毒代謝能、ビタミンC・ハーブ・漢方など天然成分への反応性、アポトーシス誘導能、放射線・温熱療法の感受性などを把握することで、反応性のない抗がん剤などを選別して治療ターゲットを絞りこみ、ピンポイントの治療を提示するという検査という説明でした。

会場は30名以上の医師・歯科医師が全国から参集し、2日間にわたり熱心な質疑が行われていました。

※CTC検査:がん細胞が1.0~1.5mmの大きさになるとヒトの血管との接続を増幅し、ヒトの栄養を活発に取り込み成長していきます。この血中から栄養を取る際に血中にCTCを含む大量の様々な細胞を放出します。この時点ではMRIやペットではまだ見つけることが困難ですが、このCTC細胞を同定することで、早期にがんを発見することが出来る検査(RGCC社代理店Detox社資料より)

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