平成29年7月8月の相談実績

平成29年7月8月の相談実績:

 男性3人、女性8人。

 

肺腺がんⅣ、胆管がんⅣ、胆嚢がんⅣ、乳がん(確定診断中)、前立腺がん(疑い・Ⅳ)

 

相談延べ件数36件。

 

 

平成29年7月8月の相談件数は上記のとおりです。日本橋小舟町の当社団事務所まで相談に来られた方をご報告しています。お電話でのお問合せは、北海道や九州から、またメールでのお問合せは海外からもいただいております。お電話ではがん治療設計の基本となる全身療法と局所療法、標準治療と先端医療について一般的な設計についての説明をいたしております。

 

局所療法とは、画像診断上、病巣が確認された部位に対して治療を行うものです。径3cm、肺内に3個などと説明があった病巣に対して、手術や放射線で治療を行います。局所療法のターゲットになるものは目に見える大きさのものが対象となります。CTやMRIでは数ミリの大きさがないと技術的に発見できませんので、2~3mm以下の腫瘍を見つけることができません。したがって、局所療法だけで完全にがんを取りきれる場合は限られます。手術や放射線治療の後、CTなどで画像診断上、腫瘍が消失したという説明があっても、その後の再発リスクがなくなったと、確定することができません。

 

全身療法とは、局所療法が小さい腫瘍を取り逃してしまう弱点があるので、それを補完する治療法です。目に見えない細胞レベルの大きさ(10から30μm、μm=1000分の1mm)でも、がん細胞を追い詰めるために抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬、免疫療法などがあり、局所療法と併用されます。

全身療法の局所療法との併用の方法としては、局所療法を実施する前に行う方法と、後に行う方法と二つの戦略があります。局所療法の前に行う狙いの一つは、抗がん剤などにより腫瘍を縮小させ、例えば手術の切除範囲をより小さくすることで傷の大きさや、カラダへのダメージを減少させることがあります。後にする狙いは、手術などで正常細胞が傷つくと修復のための増殖シグナル正常細胞から放出されるのですが、このシグナルが、がん細胞をも刺激し暴れさせてしまうので、その影響を押さえることを目的とします。

実際に、全身療法を前にするか後にするかは、主治医の経験的な判断や、腫瘍の形状・数・位置、悪性度、増殖スピードなどを配慮して判断されます。是非、主治医の狙いを聞いて納得して治療に臨んでいただければと思います。

 個別の治療法の可否、良否については、お電話またはメールでは限界がありますので、面談またはスカイプでのご相談をお願いしています。スカイプでのご相談は、無料ソフトをダウンロードしていただき、ご希望の相談日時、相談時間をお知らせいただき調整させていただいています。面談およびスカイプは、ご相談時間に応じた有料制(30分単位で2700円)となります。

なお、日本の医療制度を踏まえての治療設計のご相談を承るところから外国の方からのご相談は、現在お受けしておりません。

 

 遠方の方々からのお問合せが増えており、できるだけお電話でもお尋ねの内容にお応えできるように努めております。窓口のお問合せフォームを御利用いただき、これまでの治療の経緯や御質問の内容などを簡単にメモでお送りいただければ参考にさせていただきます。

スカイプでのご相談は、電話では難しい、がん治療に関する資料をご覧いただきながらのご説明が出来ます。スカイプはどなたでも一度、練習すれば簡単にできます。是非、スカイプのご利用もご検討いただきたく存じます。

 

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