ホルミシス臨床研究会に参加しました。

 

平成28年4月24日(日)千代田区神田錦町の学士会館にて、東京薬科大学大学院教授安西和紀先生の特別講演「放射線の話」が開催され参加しました。

放射線の話では、X線、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、中性子線、陽子線、重粒子線などさまざま放射線の種類がありますが電磁波と粒子線の2種類に分類できることを分かりやすくご説明いただきました。放射能・放射線の単位はなかなか覚えにくいところです。放射能の強さの単位=ベクレルBq:1Bq=1秒間に1個の原子核が改変すること。放射線の単位は、モノとヒトで使い分けられています。放射線のエネルギーがどれだけ物質に吸収されたかの単位=吸収線量グレイGy:1Gy=1Kg当たり1ジュールのエネルギー吸収があるときの線量。人体への影響がどのくらいかの単位=等価線量シーベルトSv:吸収線量x放射線加重係数、実行線量は人体の臓器ごとの等価線量の総量という体系になっています。

放射線による水からの活性酸素生成についての仕組みのご説明があり、放射線を細胞が受けた際に、まず水からの活性酸素生成が起き、その活性酸素がDNAを攻撃し障害発生につながる過程をご説明いただきました。活性酸素は電子スピン共鳴法(ESR)によって生体内でも計測でき、この計測をご専門にされているとのことでした。放射線による生体影響を防護するクスリとしては、被曝前に投与して有効な薬剤、被曝直後に投与して障害を防御・低減化する薬剤、障害が生じてから投与する薬剤に分類され、現在実用化されているよう素剤、プルシアンブルー、DTPA、アミファスチンについてお話がありました。

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